変化を恐れず、
皆様の暮らしを支え続ける縁の下の力持ちとして。

1948年、私たちの歴史は約70年前に「看板屋」として始まりました。私の先先代、つまり祖父が始めた事業です。昔は看板といえば手描きで書かれたものが主流で、文字や絵がかけないと商売が成り立たない、専門業でした。

次第に看板は印刷へと代わり、手描き看板の需要がなくなっていく中で、先代が塗装業をスタートしました。似たようなペンキを使う業種だとはいえ、技術も実績もない中で活動していくことは人並み外れた苦労があったと言います。

子供の頃から先代の背中をみて育った私は、自然に父の跡を継ぐと感じてきました。高校卒業後、建築の専門学校に学び、先代と共に塗装業を営み、そして跡を継ぐことになりました。

私たち家族だけでなく、共に働いてくれる職人、仲間の力を借りながら、今こうして皆様の信頼をいただき、続けることができています。

建築の世界は少しずつ変化し、塗装の需要も減少してきています。ただ先先代が新しい事業を立ち上げたように、先代が業種を変えて事業を続けてきたように、私たちも変化を恐れず、これからも皆様の暮らしを支える続けることを一番の目標として、これまで以上に努力して参りたいと思います。